文京区の気になるお店

2018年は文京区の気になるお店をご紹介いたします

11月は護国寺「SPERANZA ピッツェリアバール」

bun177supe.jpg●薪窯で焼きあげたピッツァが絶品、8周年記念イベントにも注目!!

2018年も残り2カ月、11月といえば、落ち葉を集めて焚き火をしたはるか昔を思い出すこの頃ですが、今回は音羽のスペランツァさんをご紹介。薪窯で焼きあげたピッツァが評判のイタリア料理店です。

 気さくな店長とスタッフの接客もさわやか、居心地のよさも手伝って、地域の方々の交流の場ともなっている様子です。文成社は公私ともに大変お世話になっており、いまや無くてはならない存在といえます。

 そんなスペランツァさんはこの1115日で8周年を迎えます。記念イベントとして、なんと888円(税別)でワイン飲み放題(赤・白・スパークリング)を決行!さらに、「文成ニュースをみてくださったお客様」には「時間制限2時間」のところを「3時間」に延長してくださるとのこと!

 文成社をはじめとする地域の人々にとっての癒やしの場であるこちらのお店。薪窯の炎が恋しくなる季節です、まだ未体験の方はぜひ記念すべきこの11月に体験してみてください。

 

 

 

 

 

 

10月は大塚「レストラン コクリコ」

kokuriko.jpg● 丁寧な手作りの美味しさが味わえる洋食レストラン!!

 音羽通りから茗荷谷へ向かう坂の入口に、コクリコさんはあります。当初は喫茶店として1977年にオープン、25年前から洋食レストランとして親しまれています。

 ジブリ映画の原作コミックのタイトルが、こちらのお店が由来として話題になり、ご存じの方も多いはず。(弊社では名刺印刷を承っております)

 そのメルヘン風な外観から、すでに地元の方々にはなくてはならないお店の雰囲気が漂っており、店内に入るとさらに、木のぬくもりを感じる内装からでしょうか、心地よい年月を重ねたような落ち着きを覚えます。

 筆者が最初にうかがったのは夜なのですが、ビールジョッキが陶製、窓枠が木製、まるでヨーロッパの田舎町を訪れているような雰囲気。メインのパスタやピザはもちろん、お酒にぴったりな前菜なども豊富です。

 ランチで有名な焼きカレーは必食!! 精力をつけたい日にはもってこいです。見た目から迫力のあるパエリア鍋に半熟卵と濃厚カレーの世界が眼前に広がります。

 こちらにうかがってみると、地元に根付きながらも非日常を味わえるレストランであることが感じられ、貴重です。これからもあの坂を見上げるたびに佇んでいて欲しい眺めであり、店内で落ち着いた美味しい時間を過ごしたいと思うお店です。

 未体験の方は是非、お店の心地よさと、まずは焼きカレーの美味しさを味わってみてください。

 

 

 

 

 

9月は音羽「直会処(なおらいどころ) まんどりあし}

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●博多もつ鍋と旬の食材を味わえる串揚げが人気!!

「酷暑」のみならず「爆暑」などと表現された今夏も、やっと9月を迎え、冷涼な季節までもう一踏ん張り。異常なほどの暑さ疲れでしょうか、なんとなく元気がでない、食欲がない、そんな方にオススメなのが、音羽1丁目の「まんどりあし」さんです。(昨年弊社で企画・編集・取材・印刷まで行った文京区制70周年記念クーポンブックにもご参加頂きました。)こちらのお店は2006年にオープン、秘伝のダシで作られた「博多もつ鍋」と旬の食材をよりおいしく味わえる串揚げが人気です。50種類ほどある串揚げは香ばしくビールにぴったり。ぷりぷりの食感が心地よいもつ鍋はスープの味わいも格別、冷房漬けの身体にしみわたるほど。できればシメまで味わいつくしていただきたい逸品です。音羽通り沿いに灯る大きな提灯が目印。カウンターと小上がりのある店内は初めての方でもすぐに馴染める雰囲気が漂っており、ほっとくつろげます。本格的な秋到来まで、心身の疲労回復と栄養補給もかねて、ぜひ訪れていただきたいお店です。

 

 

 

 

 

 

 

8月は池袋西口「ベトナム料理とお酒 サイゴン池袋西口店」

saigon.jpg●ミシュランガイド東京2016,2017掲載の名店が2号店オープン

今回は特別編といたしまして文京区を飛び出し、お隣の豊島区は池袋のお店をご紹介。ベトナム料理店「サイゴン」さんです。2016年、2017年と続けてミシュランガイド東京に掲載された池袋東口の「サイゴンレストラン」さんが、先月(7/2)西口にオープンした2号店です。(2号店オープンにあたり、看板やメニューの印刷を弊社で承りました)

 ベトナム料理といえば欠かせない「生春巻き」と「フォー」はもちろんのこと、こちらで必ずいただきたい逸品は「あみあみ揚げ春巻き」です。カリッとサクッとジューシーな味わいですが、新鮮な旬の野菜といただくのでとってもヘルシー。クセになる味わいです。

 ドリンクもベトナムならではのビールや、珍しいベトナムワインなども楽しめます。筆者が気に入ったのは「トマトパクチーサワー」。その名の通りトマトとパクチー好きにおすすめ。暑い日にはぴったりです。

 店内は1階と2階があり、カウンターとテーブル席に分かれているので、一人でふらりと訪れるのもよいですし、グループでも楽しめる雰囲気です。スタッフの方々も爽やかなので、ぜひこの猛暑の夏バテ対策に訪れていただきたいお店です。

 

 

 

 

 

 

7月は石切橋「はし本」

hasimoto.jpg●海外からのお客様も多い! 創業180年以上の名店

 はやばやと梅雨も明け、すでに蒸し暑い毎日。湿気と強い日差しにひるんでしまいがちですが、心身栄養をつけて来たるべき猛暑を乗り切りたいところ。そして夏の栄養源といえば鰻、とくに土用の丑の日には欠かせない存在です。というわけで今回は江戸川橋は石切橋にある「はし本」さんをご紹介いたします。

 「はし本」さんは1835年創業、現在は6代目店主が老舗の味を守り続けているという鰻の名店です。(文成社は領収書や御会計票の印刷をさせて頂いております。)180年以上も石切橋で営まれているので少し気後れしてしまいますが、店内は一人でも気兼ねなく寛げる雰囲気。一度味わうと、また食べたい! 堪能したい! という思いに駆られた筆者です。

 最近は海外からのお客様も多いとか。訪れたお客様がそれぞれの母国語で口コミを広げていることが信頼と人気の秘訣でしょうか。折しも世の中はW杯、世界を知ると、自国のことも見えてくると改めて思いますが、はし本さんを訪れてみると、美味しさに違いはあっても境界はないのだと実感できます。鰻を味わいながら、世界を知って、日本の味を堪能しつくしたい7月です。

 

土用丑の日の営業について詳細はお問い合わせください

【一の丑:720日(金)】ご予約不可となります

 当日のメニュー:うな重/蒲焼/白焼き/肝吸い/お吸い物/のみとなります

【二の丑:81日(水)】通常通りの営業予定です

6月は音羽「名古屋酒場しるし」

bunsei172hp.jpg●爽やかな対応が心地よい!手羽唐はたれと塩あり!

気づけば今年も梅雨間近。祝日のない6月は、ぐずついた天候や世の中のもやもやに加え、日頃のうっぷんを晴らしたくなること頻繁です。そんな時におすすめなのが、スタッフの方々の元気で爽やかな対応が心地よい「名古屋酒場しるし」さんです。(昨年弊社で企画・編集・取材・印刷まで行った
文京区制70周年記念クーポンブックにもご参加頂きました。) 「手羽唐」、「串カツみそ」、「どて煮」など“名古屋ならでは”だけでなく、幅広いメニューが楽しめます。人気の手羽唐は「たれ」と「塩」の2種ありまして、一度食べると病みつきに。食べ比べは必至です。こだわりの「とろとろ揚げ出し豆腐」は豆腐自体が自家製とのこと。美味しいメニューに負けず劣らず、こちらのお店でおすすめなのは若いスタッフの方々。代々近隣大学の学生さん達がアルバイトをしているこのお店。皆さん爽やかでアットホームながらもテキパキと動くその姿をみるだけでも、接客の参考になります。 スタッフの方々を指導するうえで、心がけていることなどを店長さんにうかがってみました。いくつもあるそうですが、少しだけ教えていただきました。「学生さん達を本気でやる気にさせること」、「同じことを繰り返し繰り返し教えること」。気さくな店長さんの一人一人に対する厳しくも丁寧な対応を垣間見たような気がしました。 お気に入りの手羽唐(塩)を堪能しつつ、若さは真似できませんが、少しでも爽やかな対応を心がけたいと思う6月です。

 

 

 

 

5月は音羽「音羽画廊」

bunsei171gazo.jpg一年のうちで最も過ごしやすい季節がやってきました。新年度から一ヶ月、ひと呼吸おきたくなる時季でもあります。2018年はまだまだ前半、とはいえ一年はあっという間。いまから何か人と違う事を体験してみたい、そんな方におすすめなのが今回ご紹介する「音羽画廊」さんです。

 「音羽画廊」さんは、ポスター印刷等で弊社をご利用いただいておりまして、骨董と日本画等を扱う画廊でありながら、茶道教室をはじめ、伝統的な和の文化を体験できるイベントを手がけているお店です。音羽通り沿いに面していますが、店内に入ると時間の流れが確実に変わったような感覚を覚えます。江戸・明治期からの和食器をメインに、手に取りやすく展示された店内の奥には畳敷きのお茶室が広がっています。

 画廊は26年ほど前から続けれており、7年ほど前からお茶の教室を設けられ、現在では和の文化をメインとした様々な講座を企画されています。和の袋物づくり、陶磁器を修繕する金継の方法を学べる講座、着物を気軽に学べるきものクラブ、などなどです。本来は生活に根ざしていた日本の文化でありながら、敷居が高くなってしまったような内容も、こちらでは初心者や知識がなくても気軽に体験出来そうです。店主の梶浦さんは「人の手を経たものの味わいを大切にしている」とおっしゃっていました。骨董の世界は縁遠いと思っていた筆者ですが、印象的で忘れたくないと思える言葉をいただき、自分の生活にも取り入れたくなった瞬間でした。

4月は大塚2丁目「アプリカーサ音羽倶楽部」

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春を通り越して初夏なのかと勘違いする日もちらほらですが、世の中の動きは異動や引っ越しが活発化、やはり春なのだと確認するこの頃です。

 今回ご紹介するのは、昨年小石川から移転され、文成社の近くでオープンされたお店「アプリカーサ音羽倶楽部」さんです。

 閑静な住宅街にひっそり佇むお店は、まさに隠れ家。そんな雰囲気の中で厳選されたワインとこだわりの小皿料理がいただけます。なかでも「パンケーキ」と「牛すじカレー」は逸品。


 パンケーキは「都内で人気の美味しいお店ランキング第2位」に選ばれるほど。そとはカリッ、なかはふわふわ&しっとり。生地だけでも大満足な美味しさです。小石川では行列ができたという「牛すじカレー」は、牛肉のうまみがギュギュッと凝縮されたぜいたくな味わい。その他、牛ほほの赤ワイン煮など、とくに煮込み料理がオススメです。

昼はランチ、夜もお得な飲み放題各種コースがありますので詳細はHP・Facebookをご覧下さい!

 オーナーの佐藤さんは異色の経歴の持ち主で、実は自著を出版なさったばかり。気になる表紙をめくると、「飲食店」に限らず取り入れていきたい内容が展開されております。

 定期的にイベントも開催中とのことで、直近のイベントは4/7(土)開催の「寄席」。なんと、隠れ家で寄席とワインが楽しめる絶妙な内容。寄席だけでも参加OKですが(1500円)、打ち上げはフード&飲み放題付き(寄席+打ち上げ5000円)の大変お得な内容です。

 寄席好き、ワイン好きの方は要チェックです!

【アプリカーサ寄席】 2カ月に1回開催中※予約制となっておりますため詳細はお店までお問い合わせください!

 

3月は「日本流カレー1963ゴールドライン」


168-1.jpg冬季五輪に一喜一憂した今年の2月は例年よりも加速したのでしょうか、はやくも3月に突入するという目まぐるしさ。年度末を迎え、歓送迎会など胃腸に負担のかかる機会も多くなるかと思われます。今回の気になるお店は、すてきなご姉妹が営むカレー屋さん。(昨年弊社で企画・編集・取材・印刷まで行った文京区制70周年記念クーポンブックにもご参加頂きました。)音羽では2016年にオープンした比較的新しいお店ですが、北九州の小倉で55年間も愛されてきた実績あるお店なのです。胸やけのしない濃厚熟カレーは一度食べたら忘れられない味わいで、ランチやディナーとしてはもちろん、飲んだあとのシメにもぴったり。おすすめはサクサクのカツと一緒に味わうカツカレー。薬味は福神漬け・らっきょうの他に甘酢ガリも揃っており、特製スパイスで辛さも調節できます。(サイズも選べますしテイクアウトもOK)実はなんと、18時から24時は手作りおばんざいと九州料理の歩家(あゆみや)さんに衣替え。ご姉妹のお嬢さんが切り盛りされており、1皿500円!の日替わりメニューは種類も豊富。もちろんカレーも頂けます!女性ひとりでも寛げる雰囲気なので、九州の家庭料理と元気な女性たちの笑顔に癒やされること間違いなしです。




2月は音羽「有頂天(うちょうてん)」

2tuki.jpg  2018年も2月を迎えてしまいましたが、今年の冬はひと味違うのでしょうか。都心では48年ぶりの冷え込みに包まれ、予想以上の大雪にも見舞われ、インフルエンザも全国的に大流行。寒さはこれからが本番の兆しであるため、普段以上に身体をあたためて備えたいところ。さらには年明け後の疲れもたまり、ほっと一息つきたくなる時期でもあります。

 そこで今回は、心身あたたまり、日ごろの疲れも癒せるお店「音羽有頂天」をご紹介。護国寺駅から徒歩すぐの音羽通り沿い、大塚警察署のななめ向かいに「音羽有頂天」さんはあります。牛たんと新鮮なお刺身に鍋のほか、気になるメニューが豊富で食いしん坊にはうれしいお店。お酒も充実しており、知識豊富なスタッフの方におすすめを聞きながら選ぶ楽しさも味わえます。

 名物の牛たんは絶品。「ゆで牛たん」はお箸でほぐれるほどの柔らかさ。「牛たん焼」のジューシーさとの食べ比べは必須です。

やはりこの時季はなんといっても「いも豚塩生姜鍋」がおすすめ。こだわりの豚肉と旬の野菜、そしてたっぷりの生姜が見事にマッチしたお鍋は一度食べると忘れられません。身体も心もあたたまる「生姜」のおいしさをとことん堪能できます。

 お昼にはボリュームたっぷりのランチ、夜はお得な飲み放題コースも充実しておりますので、詳しくは下記サイトをご覧ください。

 落ち着いた雰囲気のなか、美酒美食を味わえる時間はありがたい、と改めて思わせてくれるお店です。お腹もこころも癒されます。

 

 

 

 

 

 

 

1月は老舗和菓子店「甲月堂」

kougetu.jpg 2018年がはじまりました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。2010年代がスタートしたのはつい最近と思っていたら20年代は目前。さらには平成も残りわずか。時代は流れてゆくものだとひしひしと感じるこの頃です。

さてこのコラム、昨年に引き続き文京区の気になる場所を紹介してまいりますが、2018年は「お店」をメインに取り上げていきたいと考えております。第1回は弊社から徒歩数分、老舗の和菓子店「甲月堂」をご紹介。

弊社は今年で創業67年目を迎えますが、甲月堂さんは明治20年創業、弊社の倍以上の年月を経た歴史あるお店です。熟練の職人さんがひとつひとつ手作りで仕上げた御菓子は季節感と繊細な味わいの両方を堪能できます。月光殿最中が有名ですが、1月のおすすめは「はなびら餅」。 白味噌のあんをごぼうといっしょに求肥で包んだお正月ならではの見た目も春らしいお菓子です。1290円、1月の半ば頃まで販売予定とのこと。さらには人気の「いちご大福」も登場予定! 新鮮ないちごの果肉とやわらかいお餅とこし餡の組み合わせは冬ならではの贅沢な味わい。ぜひお試しください!

 

 

 

 

 

12月は関口「カテドラル関口教会聖マリア大聖堂」

slide01.jpg 2017年も12月を迎え、文京区の気になるところを取り上げたテーマも最終回。今回は東京カテドラル(関口教会)が気になり、行ってまいりました。建物観賞で何度か訪れるも、この教会の成り立ちを意識したことはありませんでした。が、前回のニュースでお知らせした『みたみよ!!』という冊子に載っていた東京カテドラル紹介記事の一文、「1964年、ケルンからの寄付で、丹下健三さんが設計した教会〜(以下略)」に引っかかりました。そもそも1899年にフランス語学校の附属聖堂としてスタート、木造の聖堂が建てられ、東京大空襲によって焼失しますが、記事の通りドイツのケルンによる支援が決定、1964年に再建されたのが20世紀教会建築の最高峰とも評される現聖堂です。

気になるのは、なぜ同じ敗戦国であり、ケルン自体も損壊した大聖堂の修復が必要であったのに、他国の教会再建の支援をするのか、です。

ケルンの信徒達の中でも「なぜ援助するのか」という声がうずまいていたそうですが、当時信徒をたばねていた枢機卿は「あるからとか、余力があるから差し上げるのでは、福音の精神ではありません。」と語ったとのこと。この言葉でケルンの信徒達も変えられていき、自分たちの教会と他国の教会をも立て直すに至ったそうです。

福音の精神自体がわからない身ではありますが、自分優先ではなく他者を想い、行動することに通じるものかなと大まかに解釈しています。とくに余裕のないこの時期、自分には難しいことではありますが、せめて頭の片隅などの身近なところに置いておきたいと思います。

11月は音羽「鳩山会館」

kininarubasyo.jpg 「今年は秋が短い」とよく耳にしたりつぶやいたりしてしまう今年の秋。

秋といえば過ごしやすく観光にもぴったり、収穫の季節でもありますが、なかなか堪能できる天候に恵まれずじまい。あっという間に木枯らし1号も吹いてしまう始末です。

が、都心で味わえる秋はまだまだこれから。弊社から徒歩圏内、大通り沿いに佇む鳩山会館は政治家を輩出した歴史的背景とその建築が有名ですが、庭園もおすすめです。訪れてみると、秋のバラはこれから見頃を迎えるようでした。長雨のおかげで例年よりも遅れているそうです。敷地内には大きなモミジも見かけますので、おそらく今月は紅葉と見頃のバラを両方楽しむことができるのでは。とくに秋のバラは香りがよいとのこと。

もうすぐ慌ただしい時間に染まってしまう年末がやってきますが、2017年の紅葉は、職場近くの鳩山会館で、眺めるだけでなく花の香りも楽しんでみたいと思います。

 

 

 

10月は茗荷谷「カイザースラウテルン広場」

 

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 涼やかな秋の空気とともに、唐突なニュースが続く昨今。消化しきれないまま傍観しそうになりますが、そうもしていられず、という状況。時代の流れに乗ることは難しいと感じてしまいます。

そんな時ににおすすめなのが「カイザースラウテルン広場」。こちらは茗荷谷駅からすぐ、窪町東公園の一角にあります。文京区とドイツの一都市、カイザースラウテルン市との姉妹都市提携のシンボルとして設置された彫刻群が目を引きます。この彫刻群、触れることはもちろん、乗れます。しかも伝説上のユニコーンや人面魚の背に、です。ユニコーンは偉大な力を象徴、魚は幸運のシンボルとのこと。ほかにもアンモナイトやカタツムリといった個性的な彫刻があり、乗ったり座ったりよじ登ったりできますが、ユニコーンの頭には乗れません。危険です。季節も変わり、時代と時間に乗り切れないと感じたら、訪れてみてください。ちょっとした異空間となっており、その先には細長い窪町東公園が続いているので、気分転換にはぴったりです。

 

 

 

 

 

 

 

9月は小石川植物園の大震火災記念石


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 日本で最も古い植物園であり、東京大学の教育実習施設でもある小石川植物園には、植物だけでなく、歴史を物語る遺構や念碑が遺されています。その一つが「大震火災記念石」です。

 大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災は、東日本大震災以前の日本にとって、史上最大級の被害をもたらした災害として記憶・記録されています。とくに火災による被害が甚大であり、当時、焼け出された市民3万人以上が一時的に植物園に避難し、一部の人々は園内の震災救護所で長期にわたる避難生活を送り、大正141月に最後の居住者が退去したそうです。この記念碑は有志によって建てられ、今に至ります。9月1日は防災の日となり、関東大震災というと、教科書上の漠然としたイメージしか持ち合わせていないのが現状ではないでしょうか。都民のオアシスともいえるこの植物園のなかで、遠い記憶となりつつある大震災で起きていた事を、この記念石は改めて気づかせてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

8月は「礫川公園・東京都戦没者霊苑」

8bunsei.png 丸ノ内線「後楽園」駅を出るとすぐ、広場のようなスペースがあります。毎回足早に通り過ぎてしまいがちですが、階段状の植え込みや、ヨーロッパの庭園を思わせるような彫刻など、なかなか凝ったつくりの公園です。その名は礫川公園(れきせんこうえん)。そもそも礫とは小石の意味。礫川=小石川となります。このあたり一帯はもともと小石川町であったことがわかります。公園を通り抜け、春日通り沿いに歩いてみると、左手に東京都戦没者霊苑の入口がひっそりとあります。ひっそり過ぎるくらいで、何度もこの前を通っていながら気づいたのはごく最近。太平洋戦争で亡くなられた戦没者の霊を祀っている施設です。展示室もあり、手紙、衣類・兜・などの遺品を間近にすることができます。外観と同じく内部もひっそりとしているのですが、実物の遺品を前にすると72年も昔のことが、まだ過去のものではないと思わされます。

気づかず、通りすぎてしまいそうなこの施設のように、72年前に終わった戦争は徐々に存在感を失いつつありますが、確かに存在しています。

そして、間近に向き合うことで、生き続けていくように思わされます。

 

 

 

 

7月は「伝通院」「源覚寺」


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梅雨なのか、そうではないのかハッキリしない毎日ですが、モヤモヤしていても確実に時間は流れ、気づけば今年も折り返し地点となりました。毎年のように焦る自分に飽き飽きするも、付き合わざるを得ないのが現実。ここは騙しだましでも気分転換に頼りたいところです。とは言え時間も資金も限られる身の上。そこで近場の気になるところの出番です。今月22日と23日は文京区内の名刹「伝通院」と「源覚寺」で朝顔市とほおずき市が開催されます。それぞれのお寺に近くまで出向くことが多い割りには横目で通り過ぎるばかり。今年こそ体験すべきかなとホームページをチェックしてみますと、何やらイベントが盛り沢山。伝統的な朝顔市・ほおずき市をはじめとする風流なイメージのイベントはもちろん、国際色豊かなラインナップ。タヒチアンダンスのパフォーマンスやリオ五輪で銀メダルを獲得した種目「ボッチャ」の体験もあり。伝統的な朝顔市で涼を感じるもよし、目新しいスポーツで汗を流すのもよし、歴史的なお寺で現在の季節を楽しんでみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月は肥後細川庭園


 6月といえばそろそろ入梅の頃。が、すでに日中は夏本番並みの毎日。おのずと涼を求めたくなりbunsei160-pho.jpgます。

「新江戸川公園」から名前を衣替えした「肥後細川庭園」は大きな池と周りを囲む豊かな緑や季節の花が楽しめます。今年の3月に名称を変えたばかりでまだ馴染めませんが、もともとは細川家が有する大名屋敷の庭園跡地でしたので、その由来がわかりやすくなったといえます。庭園の様式は「池泉回遊式庭園」とのことで、大きな池を中心に、周囲を歩きながら風景の移り変わりを観賞出来るように設計されているそうです。これからは菖蒲が見頃。菖蒲で有名な公園のように群生はしていませんが、水際に凜と立つ姿が涼やかな印象を与えています。

 そしてもうひとつ、この時季ならではの風物詩があります。肥後細川庭園のお隣、椿山荘の庭園にて開催中の「ほたるの夕べ」です。ホテルの庭園というと、敷居が高いイメージですが、ご安心を。庭園のみの利用ならば無料とのこと。ほたるの動きが静かになる満月の前後は避けた方がよいそうで、風が無く、蒸した夜がオススメとか。期間は72日(日)まで。ご近所で、非日常を味わいたい6月です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月は根津神社

 tutuji.png新年度から約1カ月、あらたな環境でスタートされた方も、これまで通りの方も、なんとなく一息つきたくなる5月がやってまいりました。

一年を通して最も過ごしやすい季節でもあり、休暇を楽しまれる方も多いことでしょう。新緑が茂り爽やかな日差しとはうらはらに、ストレスや疲労感に浸かった身体をどうにかしたい。そんな方には根津神社がおすすめです。

 約1900年前に創建、震災や戦災を乗り越え江戸時代の建築が現存する根津神社は、自然にも恵まれていることから強運と癒やしの力に満ちたパワースポットとして知られています。実際、社殿や鳥居の朱の色が鮮やかな新緑に映え、その場を歩くだけでも非日常な空気を味わえます。

 そして5月5日までとなりますが、例年通り「つつじまつり」も開催中です。

「つつじ」というと、道路際や公園などで必ず見かけるほど馴染み深い反面、ありがたみを感じづらい花の一つ。が、あなどってはいけません。根津神社のつつじは約100種の3000株。見慣れたはずのつつじも一堂に会すると、ちょっと違った存在に見えてきます。

 さらには昨年に引き続き、「つつじまつり」で配布される『浪漫ちっくマップ』の印刷を弊社が担当しておりますので、ぜひご活用ください。

 根津神社とその界隈はまち歩きの有名スポット。名所旧跡だけでなく、個性的なお店もひしめいています。この5月、パワースポットとまち歩きで、心身リフレッシュをお試しください。

4月は播磨坂

4harimazaka.jpg 「文京区でお花見」、といえば真っ先に思い浮かぶのが「播磨坂」。道幅約40メートルのゆるやかな坂道に三列の桜が500mほど連なる様子は圧巻です。どことなく歴史の重みを感じさせるような名前ですが、戦後の復興事業として新しく造られた道だとか。桜が植えられたのは更に時代が下り、東京オリンピックを4年後に控えた1960年のことです。地元の方々によって植えられた桜は現在約120本、枝を大きく伸ばし、区外からも人々を惹きつける桜の名所となりました。実は、播磨坂は桜だけではありません。桜を見上げることに疲れたら、ちょっと目線をさげると四季折々の花が咲く花壇を見つけることができますし、沿道に目を向けると、雰囲気あるたたずまいのお店も目に入ります。実際に足を運んでみると、桜だけではない播磨坂を楽しむことができます。

 主役である桜以外にも見所のある播磨坂。震災からの復興途中であり、2度目の東京オリンピックを控えたいま、播磨坂を花開かせた地元の方々のように、何か新しく地域に根をはり、育て続けることができるのだろうかと文京区音羽の地で思い巡らす春です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月は坂下平和地蔵尊

157pho.jpg 谷中銀座商店街からよみせ通りを横切り、不忍通りへ向かうと、小さなお堂があります。坂下平和地蔵尊です。場所は文京区千駄木3丁目交差点付近、千駄木駅からすぐの往来の多い立地ですが、そのお堂はひっそりと佇んでおりました。よくみると、由来が書かれた説明書きがあり、生花が手向けられた地蔵尊の奥には名前が記されています。

 今から72年前、東京大空襲の数日前となる34日朝のことです。米軍の空襲により千駄木・谷中に多くの爆弾が投下され、当時の坂下町(現千駄木三丁目)にあった銭湯「鹿島湯」の防空壕に避難していた23名の方が犠牲となりました。犠牲者のなかには乳児や幼い子供たちもいたそうです。

おそらく、日本一有名で元気な商店街の方々の、現在ではあまり語られることの少ない歴史を垣間見た気がしました。前述の通り、小さな地蔵尊にはいきいきとしたお花が飾られ、植木鉢も複数並べられておりました。いまも大切に生かされているお堂であることが伝わります。

 310日の東京大空襲、そして3月11日の東日本大震災でさえ、「風化」に直面している現実に愕然とすることが少なくありません。

このお堂を大切にされている方々のように、戦争や震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、戦争による犠牲など二度と起こさないことを考えてみなければと思わされました。国内外で今も苦しんでいる方々を心に留めつづけ、少しでも元気にできるように何か行動できればと思う今年の3月です。

2月は「切支丹屋敷跡」

2tuki.png 現在公開中のマーティン・スコセッシ監督作「沈黙-サイレンス-」。米国を代表する映画監督の一人である彼が、遠藤周作の同名小説を二十数年にわたり映画化を熱望、ようやく公開にたどり着いた作品です。原作の「沈黙」は江戸初期のキリスト教禁教下を舞台にしており、実在のポルトガル人宣教師フェレイラとイタリア人宣教師キアラをモデルに描かれた国内外でも評価の高い小説です。

 ご存じでしょうか、ラスト近くに描写されている「切支丹屋敷」は文京区小日向1丁目にあります。キリスト教徒(切支丹)を収容する施設が1792年に廃止されるまで存在していたそうです。

 主人公(ポルトガル人宣教師)ロドリゴのモデルとなったイタリア人(スコセッシの家系と同じシチリア出身)キアラは、布教のため日本に潜伏するも、拷問を経てキリスト教を棄て「転んで」しまいます。1646年から1685年に亡くなるまで、この切支丹屋敷に軟禁状態で収容され、棄教に荷担する側として人生を終えます。

 キアラの死後1708年、再びイタリア人宣教師(やはりシチリア出身)が収容されます。禁教下、最後の宣教師として屋久島に上陸するも捕えられたシドッチです。彼は1714年、47才でこの切支丹屋敷で没したと伝えられています。彼の死から300年後の2014年、切支丹屋敷跡で3体の遺骨が発掘され、20164月、調査結果が報道されました。3体のうち1体は、DNA鑑定や文献資料から、シドッチの遺骨である可能性が高いとのことです。

 今は「切支丹屋敷跡」の碑と、遺跡発掘調査の掲示板が設置されているのみですが、坂の入り組んだ土地柄でしょうか、何か不思議な空気感を持っているような、ただならぬ雰囲気が感じられる場所です。

 はるばる大洋を渡り、植民地政策の一端など様々な見方もあるかと思いますが、志高く異文化に飛び込んできた人々が数百年も前に実在していた。「沈黙」の彼らは存在していたのだと。その証しが身近にあるのは有難いことだなと思います。

 

 

1月は護国寺

155pho.jpg 初回は弊社のご近所、護国寺です。建設は1681年、文京区大塚に位置し、会社からは徒歩2、3分の近さです。最寄駅名も「護国寺」であり、目や耳にしない日はありません。が、実際足を踏み入れることはまれであり、改めて歩いてみると「富士山」に遭遇。護国寺境内で、なかなか勾配のしっかりした「富士山」を歩くことができます。

 護国寺は江戸時代から現代にかけての逸話も多く、五代将軍綱吉の生母「お玉(桂昌院)」が建立したことから、玉の輿のお寺としても知られています。本堂への階段を上れば、穏やかな表情の
大仏やまるまるした猫たちにも出会えます。

 ぜひ一度、駅近で玉の輿のお寺をゆっくり歩いてみませんか。

「富士山」からの眺めもなかなかです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月の異名について

2016年は月の異名についてお話します

12月は果ての月

201612_画像.jpg 1月から紹介しました中で、もっとも馴染み深い月の異名は「師走」ではないでしょうか。12月前後になると、なにかと聞こえてくるこの「師走」。一年の最後、慌ただしくなる雰囲気にぴったりです。他には「果ての月」「極月(ごくげつ)」など、最後のイメージを思わせる異名もあり、字面からも焦りを感じてしまいます。そうです、今年も一年最後の月を迎えてしまいました。

そもそも今年のテーマ「月の異名について」は、加速していく時間自体を見直そうと思い、取り上げてみました。結果的には、当然加速を抑えることはできずにおりますが、一般によく知られた名前のほかに、異なる呼び名が古来より存在し続けていることは理解できました。加速する時間にさらされながら、残り続けるものがあるようです。2016年は国内外で、これまでとは違ってきたな、と感じる出来事が相次いだように思えます。変化に対応する柔軟さと遺したいものを守る方法などを考えていきたいと思う今年の暮れです。

11月は竜潜月(りゅうせんづき)

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 今年もあと2ヶ月弱となり、プロ野球はパ・リーグの覇者日本ハムファイターズの10年ぶり3度目の優勝で幕を閉じました。が、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島の活躍は目を見張るものがありました。今年のセ・リーグは横浜も3位という好成績、時代は変わったのだなと思わずにいられません。

さて、月の異名です。「霜月」で広く知られる11月ですが、「竜潜月(りゅうせんづき)」という異名が存在します。前述の流れから、今年のセ・リーグ順位表が浮かびます。かつて常勝軍団と呼ばれた中日ドラゴンズは19年ぶりの最下位。他球団ファンの筆者からしても寂しさを覚えます。「竜潜」自体の意味は、「竜=英雄・賢人」が水中にひそんでいる意味から、英雄・賢人が世に出ないで隠れていること。また、天子がいまだ位に就かないでいること、を意味しています。中日ドラゴンズにとっては、ここ数年が「竜潜月」なのかもしれませんが、最下位まで潜ったらあとは浮上するのみです。中日と自分の姿を重ねつつ、厳しい季節を肥やしにして、今年の広島のような勇姿に近づければと思います。

10月は醸成月(かみなしづき/かみなんづき)

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最近「神」が増えたのでしょうか。いわゆる若者ことば上で頻繁に登場する神様ですが、今月は「神無月」。神様は出雲大社に集合する、という有名ないわれのある月です。ほかにも「神有月」「神去月」など、やはり「神」の表記がつらなる異名が多く、収穫の月でもあることから収穫を感謝する「神の月」が語源であるという説もあります。

そんな中、気になる異名は「醸成月(かみなしづき)」。美酒美食に憧れを持つ身としては惹かれる字面です。新米などで酒を醸造する月であることから名付けられたとのこと。おおいに食欲と収穫の秋を満喫したいところですが、今年は相次ぐ台風による被害が深刻な状況です。だからこそでしょうか、食べられることの有り難さを感謝して、美味しく味わいたいと思います。

9月は寝覚月(ねざめづき)

 

2016_09.jpgなかなか落ち着かない天候が続いておりますが、夜空を見上げると、ふと秋の気配を感じるこの頃。夜もだんだんと長くなる気配。「長月」として広く知られる9月の異名は「夜長月」(よながつき)の略であるといわれております。他に気になる異名は「寝覚月」(ねざめづき)。やはり夜が長くなり、眠りから覚めることが多くなるため名付けられたとか。夜の長さを強調している今月は、お月見の時季でもあります。ちなみに今年の「中秋の名月」は9月15日(木)。旧暦の行事ではありますが、暑さも一段落し、空気も澄みはじめ、夜空を眺めるにはちょうど良い季節にふさわしいイベントといえます。個人的には眠気がちな毎日から目覚める月にしたいと思います。

8月は壮月(そうげつ)

2016_08.jpg いよいよオリンピック開催の8月となりました。ただでさえ暑い真夏のひと月、今年は高校野球とオリンピックで更に熱くなるのでしょうか。不安なニュースが絶えないこの頃、爽やかな熱気を味わえたらと思います。8月の異名として一般的なのは「葉月」。旧暦ではすでに秋に突入していたため、木の葉が黄色に色づいて落ちるところから「葉落ち月」(はおちづき)が訛ったとする説と、「穂発月、穂張り月」(ほはりづき)から「はづき」になったという稲作に関する説があります。その他、迎寒(げいかん)、仲秋(ちゅうしゅう)など夏真っ盛りに当てはめづらいものが並ぶのですが、「壮月」(そうげつ)という異名はしっくりきます。草花が盛んな月を表し、「壮」には活力に満ち溢れ、勇ましいという意味があります。とくに今年のオリンピックはブラジルで開催。スケールの大きさも「壮」のイメージにピタリとはまります。毎年暑さで溶けそうになる8月の心身、今年は「壮月」の心持ちで過ごしていきたいです。

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