印刷豆知識

なぜ名刺の「刺」は「紙」ではなく「刺」なのでしょうか? 昔、中国で相手に面会を求める際、その意向を伝えるために、木や竹を削った物に姓名を書いた名札が名刺の最初と言われています。
 「つきさす」「とがった兵器」などを意味する「刺」が名刺のことも指すようになりました。 「刺」一文字でも名刺のことを表しています。(広辞苑より)
 名刺のサイズ、素材の種類  【サイズ】名刺の大きさもいろいろあります。
  ●4号名刺:55×91ミリメートル(最も一般的な物)
  ●3号名刺:49×85ミリメートル
     (角を丸くして女性に多く使 用されています)
  ●5号名刺:61×100ミリメートル
  ●6号名刺:70×116ミリメートル
  ●7号名刺:76×121ミリメートル
  ●欧米サイズ:51×89ミリメートル
 【材質】通常の用紙以外にも色々あります。
  ●一般的な紙から1枚1枚漉いた和紙やトレシングペーパーなど
  ●板を薄く紙のようにした物
  ●純金でできた物
  ●非木材で作った紙(竹・ケナフ・バガス)

 

紙の大きさについて

紙の大きさは、例えばA0を一番大きな紙とするとその半分の大きさをA1、その半分の大きさをA2、その半分の大きさはA3という風に数字が大きくなると、紙の大きさは半分に小さくなっていきます。これはB版の紙でも同じことが言えます。

A版とB版があるのはなぜでしょうか?
これは,日本工業規格(JIS)により決められており,JIS P013(紙加工仕上寸法)にA列及びB列の0〜12番までが決められています。
紙は正方形でなく長方形であり,タテとヨコの長さの比は.断截された場合タテ,ヨコの比がすべて同一になることが望ましく,そのためタテ:ヨコ=1:√2とした考え方ができています。

紙の規格仕上寸法にはA列とB列との二系統があります。
  A列0番は. 841× 1,189=面積1u
  B列O番は 1,030×1,456=面積1.5u

1uと√2これが現在使用されている紙の大きさの基本となっているようです。

 

紙の大きさ1.JPG
紙の大きさ2.JPG

 挨拶状は句読点をうっていないものが多いのはなぜでしょうか?

江戸時代の昔から、相手に敬意を表す手紙文に句読点を打つことは、タブーとされていました。

当時は、漢文を読める事がたしなみとして一般教養に位置付けられていました。

よく時代劇などの寺子屋のシーンで子供が論語を読んでいるを見た事があると思います。漢文は日本語と読む順番が違うので、漢文を読めない人には読み易い様に返り点など訓点をつけていました。
この事から、文章を読み易くするための句読点を打つことは、相手に対して教養が無い人と思っているという事になり、大変失礼にあたると考えられていたのです。今では、句読点を打つことは一般的になっているのでピンと来ないかも知れませんが、現代に例えていうと簡単な漢字にまで全部、振り仮名を振っている文章を貰うことをイメージしてみて下さい。企業のトップ交代等の挨拶状や、役所の表彰状等には、その名残りで句読点を打たないことが一般的になっています。ただ、これは正式なマナーという事で、実際には句読点が入ったものも最近は多くなってきている様です。文成社ではお客様のご希望で句読点を入れたいという場合にはお入れいたします。

ただし 慶事の場合は「区切れる」といって嫌がる方が多いので、慶事の挨拶状には句読点なしをお勧めします。

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